あなたはブルベ?イエベ?パーソナルカラーを活用したおすすめの髪色とは

髪の色あせ・くすみ

みなさん、「パーソナルカラー」はご存じですか?ファッションコーディネートやメイクアイテムの色選びなどの特集記事などでよく見かけるキーワードですね。「パーソナル」=個人、「カラー」=色、つまり「パーソナルカラー」とは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と雰囲気が調和する色、似合う色のことです。

パーソナルカラー理論で出てくる「ブルべ」「イエベ」って一体どういう意味?という方もいると思いますので、今回は「パーソナルカラー」について詳しく解説したいと思います。「パーソナルカラー」を理解してもらい、ヘアカラーする時の参考になったら嬉しいです。

洋服のように、髪色にもパーソナルカラーを!

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洋服を選ぶ時にパーソナルカラーを参考にしている人は増えてきたと思いますが、ヘアカラーする時はどうでしょうか?髪を染める時、元々の髪の色によっても染まりやすい色、染まりにくい色があったり同じような色を再現するのは美容師さんのようなプロでも大変なことなので、パーソナルカラーに合わせてヘアカラーの色をオーダーしている人はまだまだ少ないかもしれません。

ただ、髪は頭の多くの部分を占めています。そのため、自分の印象を大きく左右するパーツでもあります。自分に似合う、自分を引き立ててくれる色の中からなりたいイメージに合わせていくという順番で色選びができたら最高ですね。パーソナルカラーの理論が理解できていると、洋服選びもコーディネート(色合わせ)も楽になり、自分の思っているイメージを作ることができて毎日の服選びやメイクも楽しくなると思います。

ここから「パーソナルカラー」についてもう少しだけ深く説明すると、「パーソナルカラー」は1928年、Robert Door によって提唱された色の調和・不調和の関係理論「Blue Base / Yellow Base Color System」を、人も色の調和対と見なし応用したもの。パーソナルカラー診断とは、人それぞれ違う、生まれもった肌や瞳、髪の色を分析し、それを元に似合う色や馴染む色を導き出す手段です。

診断結果はベースカラーとして「ブルーベース(青みがかった)」と「イエローベース(黄みがかった)」の2つに分類され、さらに細かく分類すると「ブルーベース」はSummer(夏/初夏に咲く紫陽花や朝顔のように淡くソフトな色味のタイプ)・Winter(冬/鮮やかでクリアな原色系の色やモノトーンがよく似合うタイプ)、「イエローベース」はSpring(春/春のお花畑や新緑を思わせる、明るく華やかな色味が似合うタイプ)・Autumn(秋/熟した果実や紅葉のように、温かみのあるディープなカラーが似合うタイプ)の4つに分けることができます。

あなたは何ベース?

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自分自身のパーソナルカラーを知るためにはプロによる診断を受けるのがお勧めです。最近では、コンピュータを用いた分析システムも多く公開されています。正確な結果が欲しければやはり専門家に診断してもらうのが一番ですが、簡易的に今すぐ知りたいということであれば、以下のようなサイトを活用してみてください。

【パーソナルカラー診断】自己診断で簡単に似合う色が分かる!【4タイプ】(引用元:ViVi/講談社)
【パーソナルカラー診断!30秒で完了】イエベ・ブルべ別、本当に似合うコスメ選び&メンズ向け情報も!(引用元:資生堂)
パーソナルカラー診断|韓国コスメのエチュード公式通販サイト(引用元:エチュード)

パーソナルカラーが分かったら

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自分のパーソナルカラーが分かったら、まず取り入れやすい洋服やコスメ選びに活用してみましょう。これまで好きだった色(例えばピンク)のアイテムを選ぶ時、ひと言でピンクと言っても店頭には微妙に雰囲気が違うピンクがたくさん並んでいると思います。色のことを少しでも知るとこれまで同じピンクだと思っていた色が違って見えてきますので、まずはその色みの違いを感じてみましょう。その中から自分に合ったピンクを探せるようになったらさいこうです!

色のことは難しく考えがちですが、あまり難しく考えてしまうとお買い物が楽しくないですので、頭で考えるよりも感覚的に「あ、これは似合うな」「あれ?これは好きな色だったけどちょっと肌の色がくすんで見えるな」とちょっと意識してみるだけでもOK。パーソナルカラーは自分をより魅力的に見せてくれますが、ストレスがかかってしまうようならあまり気にしないというのも大事です。

そして、次のステップはヘアカラー。自分の似合う色、自分を引き立ててくれる色が分かっているので、ぜひ美容師さんにそのことを伝えて色選びをサポートしてもらってください。美容師さんたちは色のプロでもあります。「こんなイメージになりたい、パーソナルカラーは〇〇なので、それに合ったカラーに染めたい」と伝えれば、的確にアドバイスしてくれると思います。ただ、ご自身の髪のダメージ具合によっては明るすぎる色はダメージが進行してしまう可能性があり断られるケースもあります。その場合は、美容師さんとよく相談してどの明るさまで明るくするのかを決めるようにしましょう。

具体的なヘアカラーの選び方については、こちらのサイトがとても分かりやすく解説してくれているので、ぜひ参考にしてみてください。

パーソナルカラーとは? | 美容室カキモトアームズ(引用元:カキモトアームズ)

これで最強!印象を自在に操ろう

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色はつながっていて(専門用語で「色相環」と言います)、どこからどこまでが赤でここからが黄色というように境界線がはっきりあるものではありません。ですので、厳密に神経質になってもあまり意味がありません。

まずは、それぞれのパーソナルカラーのイメージを念頭に置いて、ヘアスタイル・ヘアカラーも含めてコーディネートするようにしましょう。そうすることであなたの魅力を最大限に引き出してくれますよ。

【監修:毛髪診断士 高橋果内子】

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