ハリとコシを手に入れる!ぺしゃんこ髪さんの3つの対策

お悩み解決コラム

ボリュームのないぺしゃんこ髪って、どんなにスタイリングをしてもボリュームが出なかったり、そもそもヘアアレンジしにくかったり厄介ですよね。

髪がぺしゃんこになってしまうのは生まれつきの髪の毛の細さや硬さ髪のダメージ具合加齢による髪質の変化など原因はいろいろありますが、ふんわりとしたボリュームあるヘアスタイルでいつまでも若々しい印象でいたい!そんな方のために、今回は対策を3つご紹介したいと思います。

お金をかけて美容院に通ったり高いシャンプーを使ったりといったハードルの高いことではなく、まずは日常生活のヘアケアを見直す方法なので、どなたでも取り入れやすいと思います。

つや髪になるためのヘアケアは一時的に無理をするよりも、できることを継続していくことが大切です。毎日のケアで何を意識するかによってヘアケアの効果は格段に変わりますよ!

ぺしゃんこ髪のお悩み

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ボリュームのあるふんわりしたヘアスタイルって素敵に見えますよね。朝、時間をかけてきれいにセットしたのに昼頃には跡形もない…なんてことはありませんか?

生まれつきぺしゃんこ髪になりやすい髪質の方もいますが、そういった方の髪の毛はたんぱく質でできている髪の内部の栄養バランスが偏ったり、髪内部の密度が小さくなっている状態。猫っ毛とも呼ばれます。

生まれつきの髪質でないのに髪がぺしゃんこ髪に見えてしまうのは、髪のハリ・コシがあるかどうかによって変わります。ハリとは髪の強度、コシとは髪の弾力のことを指し、ハリ・コシのある髪は健康的で若々しく見えます。このハリ・コシがなくなってしまうとヘアスタイルも維持しにくいです。

ぺしゃんこ髪の原因=ハリ・コシ不足

ハリ・コシがなくなるのにはいくつかの原因が考えられます。

頭皮の皮脂分泌が過剰

ストレス、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れ、髪の洗いすぎによって皮脂分泌が過剰になります。皮脂分泌が過剰になると髪の表面がベタついてしまい、髪が重たい印象に。

髪のダメージの蓄積

紫外線や摩擦、髪質に合わないシャンプーの使用などによるダメージの蓄積で、髪が弱くなっている状態。後天的に髪内部のたんぱく質のバランスが崩れ、ハリ・コシがなくなっています。

加齢

髪に栄養を送る力が弱まり、髪に水分や栄養が足りていない状態です。

生活習慣の乱れ

髪を作るのは、食材から吸収する栄養です。バランスのいい食事をしなければ、髪にも栄養が行き渡らず、ハリ・コシのない髪になります。また、寝ている間に髪が成長しますので睡眠時間が充分に確保できていなかったり、眠りが浅かったりすると健康な髪が育ちません。

まずはこの3つ!ぺしゃんこ髪対策

ここからはこのような状態のぺしゃんこ髪をボリュームアップさせる対策を見ていきましょう!

対策① コンディショナーが逆効果!?

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市販されているシャンプーは同じブランド・シリーズでコンディショナーが販売されていることが多く、シャンプーの後にはコンディショナーをつけるのが当たり前のようになってきました。コンディショナーは髪表面をコーティングし、髪のまとまりをよくするものです。髪の内部を補修するトリートメント効果が含まれたものもあります。

髪表面がつやつやになり髪がまとまりやすくなるのでコンディショナー(トリートメント)を使う方も多いと思うのですが、この髪のまとまりをよくするというのが落とし穴…。ハリ・コシの少ないぺしゃんこ髪さんはまとまりすぎてボリュームが出ない状態ですから、ますますボリュームダウンしてしまうことも。髪質によってはコンディショナーが不向きの場合もあるのです。

最近は、髪につやを与えながらも髪のボリュームをアップしてくれるシリーズのヘアケアアイテムも増えているので、ぺしゃんこ髪が気になる方はちょっと価格が高くてもボリュームアップタイプをぜひ一度試してみてください。

対策② お風呂上がりから勝負は始まっている

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意外と見落としがちなのでぜひ見直して欲しいのはドライヤーのかけ方です。髪の乾かし方によって根元の立ち上がりが変わりますので、ぺしゃんこ髪はセットだけでなんとかするのではなく、この土台作りからしっかり意識しましょう。

まとまりのある真っ直ぐな髪にするために、髪を下に引っ張るように髪を頭皮に押さえつけて乾かしてしまう方が多いのではないでしょうか。しかし、この乾かし方だと生え際が押し付けられて、ボリュームが出にくくなります。

ドライヤーで髪を乾かす時に大切なのは、髪の生え際を寝かせないこと!髪の内側から乾かすと髪全体が均一に乾かせるのですが、最初は髪のシルエットなどは無視し、髪の根元が立ち上がるように乾かします。後ろ髪を片手で無理なく持ち上げられるくらい持ち上げ、内側の生え際に熱をあてます。

持ち上げるのはうなじから。左右どちらかの耳の後ろから髪の毛を持ち上げるようにして乾かします。うなじを起点に髪の根元が乾かせたら、頭の上半分くらいを同じように乾かします。生え際に対しては、下から上へ根元を立てるようなイメージで。髪の内側がしっかり乾いていると寝癖がつきにくいので、寝ている間に枕との摩擦でぺしゃんこになるのも防げます。

続いて、最も重要なトップを乾かします。髪を垂直に持ち上げ、左右に倒しながら、根元に熱を当てるとふわっとしたトップが作れます。つむじや分け目がくっきり出てしまうと髪がぺしゃんとなっているのが目立つので、乾かす時も分けるのではなくくしゃくしゃと髪を馴染ませて熱を当てましょう。

ここまで乾かしたら、後ろ髪の表面を上から下へ毛流れに抵抗しないように乾かします。乾かしたら、冷風で表面をもう一度仕上げるとなお良いです。

対策③ 朝の髪のセット方法で1日が決まる

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分けたら、前側、後ろ側をそれぞれ別方向に巻きます。ぺしゃんこ髪対策の心強い味方はなんといってもカーラーです。カーラーは2個以上使うと髪に動きが出てボリュームアップ効果が期待できますので、今回は2個使うパターンをご紹介します。

カーラーで髪に動きを出す時に、ぜひおすすめなのがボリュームアップスプレー。カーラーを巻く前に髪の根元部分にスプレーをかけておくと髪が立ち上がりやすくなります。

1)トップの髪を持ち上げて、前側・後ろ側に分けます

2)前側を後ろに向かって巻いたら、後ろ側は前に向かって巻くというようにしましょう。どっちをどの方向で巻くかはお好みでOK。このまま10分程度放置します。時間がない方はドライヤーの温風と冷風を交互に根元に当てると早く形が定着しますよ。

3)カーラーを外し、根元を軽く擦るように馴染ませればトップのボリュームアップが完成です。

4)ワックスなどのスタイリング剤で仕上げても良いのですが、長時間ボリュームをキープしたいという方はスプレータイプ(ミストタイプ)を選びましょう。

スタイリング剤を使った日は、寝る前にしっかりと落とすようにしましょう。髪への負担が軽減します。

一日のモチベーションを左右するくらいヘアスタイルが素敵に決まっているって大切です。ガラスなどに映った自分の髪のシルエットが綺麗だと嬉しい気分になれると思うので、ちょっとした手間を惜しまずにヘアケア&ヘアスタイリングを楽しんでくださいね。

【Writer:Nakaya】

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