【フケやかゆみもスッキリ】頭皮の衛生管理が大切!アラフォー女性のための頭皮ケア術

フケ・かゆみ

毎日シャンプーしているのに、なんとなく頭皮がかゆい・・・。その違和感、実は雑菌のせいかもしれません。

清潔にしていたつもりでも些細なことがきっかけで頭皮の環境は変わってしまうんです。

ただの思い込み?異常もないのにかゆい!

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見た目の変化はないのに、なぜだかかゆい気がする。そんな時ありませんか?

頭皮のかゆみは汗をかいた後や頭皮に傷やカサブタなどができたことが原因の場合もありますが、シャンプーやトリートメントなどを切り替えて使い慣れないものを使った時もかゆくなるケースがあります。

どれにも当てはまらないのになぜかかゆい時は、何か他の原因が隠れているかもしれません。

原因は雑菌かも・・・

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特に思い当たる原因はないけど、頭皮に違和感を感じる。その原因はもしかしたら雑菌かもしれません。多くの方は毎日髪を洗い、不潔にしているつもりはないはずなので、「頭皮に雑菌?」と思われる方もいるでしょう。清潔を保っているはずなのになぜ雑菌が繁殖してしまうのでしょうか?

人間の皮膚には常在菌が存在しており、病原菌が増えるのを抑えてくれる役目がありますが、もちろん頭皮にも多く存在しています。通常、常在菌がいることで頭皮だけではなく皮膚表面のバランスを保ってくれているのですが、頭皮が傷ついたり皮膚に合わない物質が接触することで起こるアレルギー反応によって、頭皮には良くない菌が増加することがあります。

菌が増加することで頭皮が敏感になりかゆみや炎症を起こしたり、刺激を受けやすい状態になることで普段は何も問題がない汗でさえ刺激になることがあります。また、汗や皮脂で頭皮が蒸れるため、雑菌が繁殖し臭いの原因になる可能性もあります。

はじめは些細なきっかけでも、頭皮のバランスが崩れるとかゆみが起こることがあります。

大事なのは流し過ぎない&保湿

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では、どのようにバランスを保っていけばいいのでしょうか。それは洗い過ぎないことと保湿をしてあげることです。

かゆみが気になる時、洗った直後は治まります。綺麗にしていた方がかゆみも落ち着く気がして、何度も洗ったりシャンプーを多めを使ったりすることもあるかもしれません。ですが、頭皮の表面には守ってくれる菌もいますので、洗い過ぎは大切な菌や皮脂まで洗い流し、逆効果になります。むやみに洗えば良いというものではありません。丁寧な洗髪は大切ですが、皮脂を取りすぎないように気をつけましょう。

洗い過ぎないために、シャンプーをする前(バスルームに入る前)にまずブラッシングをしてホコリやからまりを取ります。洗髪前に髪をとかすだけで髪表面に付着したホコリなどを取り除くことができます。

洗髪時は、適量のシャンプーを手に取り、手の上で泡立ててから髪に乗せます。髪の毛をゴシゴシして泡立てる人を見かけますが、それは毛髪にかなり負担がかかりますので、頭皮トラブルが気になる方は気をつけましょう。シャンプーの泡立ちが悪い場合、頭皮や毛髪に油分が多く残っている可能性があるので、一度目のシャンプーでは全体を軽く洗い、シャンプーを二度行うことをお勧めします。

いずれの場合もふわふわの泡で洗った後は丁寧にしっかり流しましょう。

そして、意外に大切なのは保湿です。皆さん、頭皮の保湿はしたことありますか?最近は「頭皮用美容液」「頭皮用化粧水」など頭皮に付けられる保湿剤は多く販売されています。

化粧水や乳液、ジェルタイプなどさまざま種類がありサラッとした使い心地のものもありますので、自分に合ったものを探して日頃から頭皮の環境も意識してみてください。

かゆみがひどければ、皮膚科の受診も検討して

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ここまで頭皮のかゆみの原因と対策についてご紹介してきましたが、思い当たることはありましたか?かゆみの症状というのはとてもつらいので、今すぐにでもどうにかしたいと思う方もいるでしょう。

自分なりにお手入れをしても治まらない時には、無理せず早めに専門のサロン、状況によってはお薬を処方してもらった方が良いこともあるので皮膚科などに行きましょう。病院に行くのは億劫だったり「これくらいで受診してもいいのか」と悩んだりするかもしれませんが、我慢をする時間が長くなるほど治療にも時間がかかってしまいます。違和感を感じたらすぐに受診しましょう。

頭皮のトラブルは改善に時間を要することが多いです。我慢して症状がひどくなるほど、治療は長引き完治まで時間がかかります。自分なりに日々丁寧にお手入れしつつ、頭皮の環境を改善していきましょう。

【監修:毛髪診断士 高橋果内子】
【Writer:Kayo】

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