コンプレックスを個性に!クセ毛と上手に付き合っていくには?

髪の広がりやうねり

朝起きて、真っ先に洗面所へ向かう人も多いと思いますが、鏡に映った自分の髪を見てちょっとブルーな気分になることはありますか?クセ毛でお悩みの方は特にそう感じることが多いのではないでしょうか。

「すっきりヘアスタイルを決めて、気持ち良く一日を始められたらいいなぁ」といろいろなヘアケア製品を試しているけど、朝のスタイリングがなかなか決まらない…。「クセ毛だと扱いづらくてヘアスタイルを気分よく決めるなんて無理かも…」と諦めながら高熱のアイロンで伸ばしているあなた。

欠点と長所は表裏一体です。クセ毛もコントロール次第では個性となります。ヘアスタイルを作るのには練習が必要ですが、外国人風スタイルも手に入るかもしれません。コンプレックスを活かすためには、まず自分の髪質を知り、それに合ったメンテナンスケアをすることが第一歩です。

クセ毛にコンプレックスを感じている方へ

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クセ毛にコンプレックスを感じている方の中にはクセの活かし方が自分では分からなくて困っている方が多いのではないでしょうか。縮毛矯正は高いし、せっかくなら自分の髪質を活かして、あまりお金をかけずにオシャレをしたいという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。チャームポイントや個性として活かせたら、あなた特別のおしゃれになるはずです。

まずは自分の髪質を知ろう!

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髪のコンプレックスの大きな原因となるクセ毛とはどのようにして生じるのでしょうか。

クセ毛には先天性と後天性なものがあります。先天性の場合は遺伝的要素が大きく、両親・親戚にクセ毛の方がいる場合はご自身も同じようなクセが出る可能性が高いです。具体的には、毛穴がまん丸ではなく歪んでいることにより生えてくる髪も歪んでいる、髪内部のシスチン結合(アミノ酸であるシステイン分子が2個つながった結合)が緩んでいる、髪の毛内部の水分やタンパク質が偏りがちなどが原因とされています。

先天的クセ毛については生まれ持った髪質なのでこれを治すことは難しいです。

後天性の場合は遺伝プログラムの影響ではなく、生活環境(ストレス・栄養不足)や年齢、ダメージなどの外部要因が主な原因です。栄養不足はなんとなくイメージしやすいと思いますが、心身にストレスがかかることも大きな影響があり、毛根で毛の成熟が不充分になると、髪が真っ直ぐに育つことができなくなりクセ毛になります。

環境変化で言えば、季節の変わり目はホルモンバランスが変化するのでクセ毛になることがあります。

また、健康な髪は髪表面のキューティクルが閉じた状態で、このキューティクルが剥がれたり乱れたりすると内側から大切な栄養が流れ出てその隙間に水分は入り込んで髪のダメージが深まってしまいます。この水分を含んだ部分が膨張してしまうと髪がうねります。

ダメージがある部分は水になじみやすくなり、湿気があると水を含んで膨潤、髪がまとまりづらくなります。また、過度に乾燥すると髪内部の水分が蒸発してしまい髪が収縮するので、やはりうねりが出てしまいます曲がります。

“髪は生活の履歴書”とも言われます。もし集中的に細かったり曲がったり正常でない髪がある場合、その部分が生えてこようとしていた時期になにかしら身体に良くないことがあった可能性もあります。

クセ毛を活かすには、美容師さん選びが大切

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世界的に見てもヘアアイロンを使って軽く巻いたヘアスタイルの方がトレンドだったりしますので、クセ毛がコンプレックスだという方も、これからはクセ毛を個性と見なして活かす方法を考えてみましょう。

クセ毛を活かすために大切なのはクセ毛カットを得意とする美容師さんにカットしてもらうことです。そうすることで、毎日のヘアセットが格段に楽になります。

では、どうやって美容師さんを探せば良いのか?と思われる方はぜひインスタグラムなどで検索してみてください。ここ数年で美容師さん個人が自分のお客様の写真をアップして、技術力を紹介してくれています。プロフィールなどに「クセ毛、得意です」と書いてくれている美容師さんをチェックしてみましょう。カット後の写真だけではなくビフォーアフターが分かる写真を掲載している方の中から選ぶのがポイントです。

あとは「この人、素敵だなぁ」と思った、クセを活かしたヘアスタイルをしている知り合いがいたら、どんな方にカットしてもらっているのかを聞いてみましょう。SNSではなく実際のヘアスタイルを見た方がより技術力が分かると思います。

もし気に入った美容師さんを見つけたら、一度目のカットがちょっと気に入らなかったとしても、その後2回(全部で3回)は通うようにしましょう。もちろん最初のカットで大満足の結果を得たいと思ってヘアサロンへ行くわけですが、クセ毛はカットしてみないと分からないことがあります。髪質やクセへの理解が深まることで、より良いカットをしてくれる可能性があるので、一度目で判断せず、3回お任せしてみることをお勧めします。

美容師さんにどんどん質問しよう

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当然ですが、美容師さんたちは“髪のプロ”です。一日に何人ものお客様の接客をして、多くの髪に触れています。「美容師さんに聞きづらい」と遠慮している人もいるようですが、ヘアサロンに行ったら髪に関する悩みや不安をどんどん伝えてみてください。そうすると、美容師さんから「髪を乾かす時は〇〇した方がいい」とか「ヘアアイロンを使う時は△△に気をつけて」など、コツを教えてもらえます。

コツを聞いて家で実践するかしないかで髪のダメージが収まったり、格段にスタイリングが楽になったりしますので、美容室は髪を切るだけの場所ではなく、“髪の学校”だと思って、どんどん質問してみてください。

クセ毛を活かすことのデメリット

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地毛(クセ毛)を活かすと外国人風が作れるなどのメリットがありますが、一方デメリットもあります。直毛の方に比べると髪がダメージを受けやすいため、美容室や自宅て定期的なメンテナンスをする方が髪の良い状態をキープしやすい=ヘアケアにひと手間が必要です。

クセを活かしたスタイルのもう一つの弱点は湿度の影響を受けやすいことです。梅雨の時期などは何をしても髪が膨張する…こんなお悩みは後を断ちません。

また、髪の伸びる速さは一般的に0.35~0.4mmと言われていますが、髪一本一本が同じ速さで伸びるわけではないので、クセ毛を活かすようにカットした髪も日が進むにしたがって不揃いになり、頻繁にヘアカットをして整える必要があります。

「毎日のヘアセットが大変だから」とクセを直すために縮毛矯正している人は、髪がまっすぐになりすぎてヘアスタイルを作りづらい場合も。縮毛矯正は髪の構造を一度壊し熱で固める技術で、クセを伸ばすことを優先すると髪内部のタンパク質が固くなり自然なしなやかさが失われるため、クセ毛を活かしたヘアスタイリングを作るのが難しくなります。

自分のコンプレックスを「好き」に変えよう

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クセ毛とうまく付き合っていくためには、まず自分の髪質を知ることが第一。これを理解することによりメンテナンスやケアの方法が見えてくると思います。自分のクセを活かした髪型を極めて、自分のコンプレックスを「好き」に変えましょう!

【監修:毛髪診断士 高橋果内子】

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