毎回クシが引っかかってイライラ…指通りの悪い髪の改善方法をお教えします!

テレビCMで見かける、ツヤツヤな髪。風になびき、すっと指が通るなめらかさ。そんな髪に憧れたことはありませんか?
「私の髪って束っぽくて指が引っかかるから、私には関係ないわ」と思っているあなたのために、今回は指通りの悪くなる原因やヘアケア製品の選び方、使い方についてご紹介します。
指通りの悪い髪にイライラ…

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髪を洗っている時、クシを入れた時、人に触られた時…。髪が指に引っかかってイライラしたり、少し恥ずかしい気持ちになったりしたことはありませんか?
どうして指通りが悪くなるの?

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髪表面にはキューティクルと呼ばれる組織で覆われていて、ケラチンというタンパク質でできています。硬いうろこ状の膜が何枚も重なるように髪の表面を覆っているのが特徴です。
このキューティクルが整っていると髪にツヤが出て、なめらかな指通りを実現します。逆に整っていないとゴワゴワした手触りになってしまうので、キューティクルケアがとても大事です。
髪の指通りやくし通りが悪く、引っかかりを感じてしまうのは、
1)毛髪の表面状態が良くない(キューティクルのダメージが強い)
2)毛髪の形状(太さ・扁平率・くせ)
3)毛髪〜毛髪間、櫛〜毛髪間、指〜毛髪間の摩擦
など様々な要因が絡み合っています。
1)毛髪の表面状態が良くないについては、日々のヘアケアで髪に無理な負担をかけないことが重要です。その上で髪質にあったアイテム(シャンプーやトリートメント)を選ぶと良いでしょう。
2)毛髪の形状については先天的・遺伝的要素が強いので今回の記事では説明を省かせてもらいますが、最近では髪質改善に特化したヘアサロンも増えていますので、「私の髪質ってどんな感じなのかな?」「どんなケアが向いているか、自分に合った方法を知りたい」という方は、一度専門家に相談してみるのも良いかと思います。
3)毛髪〜毛髪間、櫛〜毛髪間、指〜毛髪間の摩擦はについては、気をつけて欲しいポイントがいくつかあります。特にシャンプー・トリートメントの使い方、ブラッシングの仕方に注意が必要です。
そのシャンプー、自分の髪に合ってる?

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基本、健康的な毛髪の指通りは悪くありません。指通りが悪くなるのは多くの場合、髪にダメージがある、ヘアケ用品が合っていない、髪の扱いがよくないなどが理由です。
髪にダメージがある場合は、ヘアケアアイテム、特にシャンプー選びがとても重要です。最近のシャンプーは多機能・高機能化していますが、ダメージケアが期待できるシャンプーに切り替えましょう。
「ノンシリコンの方が髪に良い」という意見もありますが、髪のダメージがある方の場合はシリコン(※)が入っている方が髪表面を守ってくれ、かつ表面をなめらかにしてくれるのでノンシリコンにこだわりすぎない方が良いです。
(※)成分表記では「シリコン」とは表示されていません。アモジメチコン、ジメチコン、シクロペンタシロキサンなどと表示されています。
シャンプーに洗浄力を求める方もいると思いますが、頭皮のベタつきが気になる、セットスプレーやヘアワックスを使用して髪表面にヘアケア剤が多くついている場合は洗浄力が高い方が良いかもしれませんが、最近の商品はどの商品でもある程度の汚れはきちんと落ちます。
洗浄力の高いシャンプーを使うよりは、①シャンプーの前にきちんとブラッシングをする、②シャンプー前の髪を湿らす時にしっかりぬるま湯で汚れを落とす、この2点をしっかり行う方が髪には良いです。
また、頭皮の汚れを落としたくてシャンプーする時にゴシゴシ洗う人がいるようですが、無理な力が入っていると髪表面のキューティクルを傷つけてしまう可能性も。
シャンプーはしっかり泡立て、髪は根元から毛先に向けて優しくなでるように洗います。しっかりした泡はシャンプー時の摩擦を減します。ベタつきが気になる時は、頭皮をメインに毛穴にたまった皮脂を揉みだすように洗ってください。
髪は濡れている状態の時は無防備で傷つきやすいので、ダメージが気になる人ほどたくさんの泡で優しく汚れを落としましょう。洗顔と同じですね。
髪は乾かしてから寝る

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「ドライヤーの熱から髪を守るために、自然乾燥させてます」という声もチラホラ耳にしますが、湿った髪はからみやすい上、水素結合も切れていて強度が弱くなっているので、就寝前に「まだ湿っているな」と感じる場合は、必ずドライヤーを使って根元から乾かしてください。
熱を当てないと髪表面には良い気がしますが、湿った状態の頭皮は雑菌が繁殖しやすく、頭皮トラブルの原因になるので、ベッドに入る前に必ず乾かしましょう。
ドライヤーは髪の流れに逆らわないように根元から毛先に向けて風を当てるように乾かすのがポイント。こうすることで髪表面のキューティクルを整えることができ、なめらかな指通りを実現できます。きちんと乾かして寝ると翌朝の髪の状態にも差が出ますよ。
ドライヤーを当てる時、髪を乾かす(ドライ)だけなら手で髪をすくいながら乾かせば良いですが、髪のボリュームを抑えたい(ブロー)という方はブラシを上手に使いましょう。最近は「ブローブラシ」と呼ばれるブローに適したブラシも販売されていますが、目の粗いロールブラシ(片面だけではなく丸っと一周毛がついているブラシ)をお持ちでしたら、それでもOKです。
摩擦が原因の可能性もある

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髪への摩擦を軽減するという点では、髪を乾かす時に最初にするタオルドライ、ドライヤーに配慮している人はたくさんいますが、実は寝ている間も髪への摩擦が起きています。
それは毛髪と枕の間の摩擦です。就寝中、枕との摩擦で髪がからむと寝起きの指通りが悪くなります。これを防ぐにはナイトキャップが有効です。素材は静電気や摩擦が少なく繊維が細かいシルクがお勧め。シルクは通気性もよく刺激も少ないという利点もあります。枕カバーも素材はシルクがいいでしょう。
指通りのいいツヤ髪は努力で手に入る

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指通りのいいサラツヤ髪は日々のケアで手に入る可能性は高いのです。指が引っかかる髪とはどういうものか理解し、自分の髪の状態を認識してそれにあったヘアケア製品、用品を選び適切に使用すればOK。すぐに効果を実感できるわけではないので、根気は必要ですが、日々の努力は美髪の第一歩。コツコツ頑張って続けてみましょう。
【監修:毛髪診断士 高橋果内子】
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