つや髪をキープしたければバスタイムを上手に活用すべし!
バスタイムは絶好のヘアケアタイムでもありますが、皆さんはどんなことに気をつけてインバスケア(お風呂の中でのヘアケア)をしていますか。
せっかく高価なシャンプーやトリートメントを使っても、使い方を間違えていたら効果は半減。時間もお金ももったいないですよね。今回は、バスタイムでの効果的なヘアケアについてご紹介したいと思います。
労いのつもりが実はNGだった!?
皆さんは毎日どんなことに気をつけながら、ヘアケアをしていますか?「髪や頭皮のことを考えていろいろなことをやっています」「高価なものやこだわりの詰まったヘアケア剤などを使っています!」。そんな方も多いかも多いかもしれません。
でも、あなたが髪のためにしているその習慣、もしかしたらNGかもしれません。今回はインバスケアで気をつけたいポイントをご紹介します。
シャワーの温度編
髪や頭皮にいい温度は36〜38度とされています。想像していたよりも低いと思った人も多いと思いますが、実は40度以上だと必要な皮脂まで洗い流してしまいます。必要な皮脂まで洗い流してしまうと頭皮が乾燥してトラブルが起こりやすいのです。
冬の期間は少し寒いかもしれませんが、暖かい時期はこの温度を少し意識してみると髪や頭皮にいい変化が見えてくるはず。ぜひ今日から実践してみてください。
シャンプー編
せっかく高価なシャンプーを使っても、正しく使えていなければ効果は出にくいです。ぜひ正しい使い方を知って、最大限の効果を発揮させましょう。
シャンプーの前にはブラシで髪をといてしっかりとお湯で流してあげる、この2つのステップが重要です。シャンプーを泡立てるために髪を濡らすのではなく、お湯で頭皮の汚れを落とすイメージでしっかり流してみましょう。それだけで半分〜7割程度汚れが落ちると言われています。お湯でしっかり流したら、その後にやっとシャンプーです。
シャンプー剤はたくさん使った方が汚れをしっかり落とすことができそうな気はしますが、必要以上にたくさん使うのは髪に負担がかかるためNGです。シャンプーボトルの裏側に使い方が書かれている商品が多いですが、ブランドが提唱している量以上に使う必要はありません。
多くの商品がポンプ1回プッシュで約3g、ミディアムヘアで2プッシュ、ロングヘアで3回プッシュくらいが適量ですが、ご自身の髪の長さや量、スタイリング剤が付いているかなどによって、その日適量を見つけていくことが必要です。
また、シャンプー剤を直接髪に付けて毛髪をゴシゴシしながら泡立てている人もいるようですが、それだと髪への負担が大きすぎます。シャンプー剤はます手にとって泡立ててから髪に乗せるようにしましょう。
髪がとても汚れている場合は、お湯でしっかり流して1回目で髪の毛を洗い、軽く流してから2回目で頭皮を洗うようにしてみてください。
リンス(コンディショナー)・トリートメント編
次はリンス(コンディショナー)・トリートメントについて。リンスとコンディショナー、トリートメントの違いについて質問されることがあるのですが、簡単に説明するとリンスとコンディショナーは髪の表面をコーティングしてくれるもの。手触りをよくし、艶やかに見せてくれる役割ですね。一生懸命リンスをしても残念ながら内部までは届きませんので、時間を置いても効果はありません。
トリートメントは、リンスのように表面をコーティングしてくれる効果もありつつ、栄養分を与えることで髪内部も補修してくれる効果があります。髪の状態を整えてくれるものです。最近ではトリートメントはなじみ深いアイテムの一つとなり、ヘアサロンで本格的なトリートメントをお願いする人や家でも気軽できるようにもなりました。
トリートメントの効果をもっと高めたいと髪の根本からたっぷりトリートメント剤を塗布している人がいるかもしれませんが、トリートメントは髪を補修するためのものなので、根本よりも生えてから時間が経過している毛先に多くつける方が効果的です。洗い残しがあると頭皮トラブルの原因にもなりますのでトリートメントは根本にはつけず、最後はしっかり洗い流すようにしましょう。
【監修:毛髪診断士 高橋果内子】
【Writer:Kayo】
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